谷瀬の吊り橋を渡る

いつも日帰りツーリングが未消化に終わる理由を考えるに、それはどうしても針~月ヶ瀬の道を通ってから、出かけていくためにロスが出ているのだということにようやく気づいた。

というわけで、今日は針~月ヶ瀬に寄らずに談山神社を越えるコースで天河神社~谷瀬の吊り橋を目指す。

まーいい天気で気持ちがよい。

一年で今日こそが一番のツーリング日和なのではないか。

これほどのツーリング日和なので、当然、途中多くのバイクに出会う。

すれちがいざまにひょいっと頭を下げるが、あいさつが帰ってくる率は針~月ヶ瀬のコースに及ばない。(もちろん手を振ってくれるようなライダーも結構いることはいる)

もしかしたら、ああやってあいさつを交わすのはあのコースだけのことなのだろうか。

昼前に天河神社に到着。

P5050421.JPG

ここは私のお気に入りスポットなのだが、来るのは久しぶり。

天気がよくてとても気持ちがよかった。

P5050425.JPG

P5050424.JPG

ここの手水の水は夏でもとても冷たいのだが、今日はそうでもなかった。

いつもはここの水をペットボトルに詰めたりすると、ボトルに水滴が付くくらいである。

P5050433.JPG

P5050426.JPG

P5050448.JPG

P5050430.JPG

参拝をし、風景を楽しんだ後、行こうとすると、サイドカー仕様のハーレーのおじさんに声をかけられる。

近くで喫茶店をしているので、またよかったら来てくれよ、と言ってもらう。

笑顔の素敵な方だった。




つづいて道の駅「吉野路大塔」へ。

P5050450.JPG

昨年の台風の被害からの復興のための募金活動をされていたので小額ながら募金をさせてもらう。

P5050452.JPG

鮎の塩焼きを売っていた。

鮎の塩焼きはとても美しいと思う。

昼食は道の駅の横にある食堂で天丼定食。(写真を撮るのを忘れた)

冷やしうどん、温うどん、一玉と半玉をそれぞれ選べる。

冷やしうどん半玉を選ぶ。

なかなか美味しかった。

たしか890円。





道の駅を出た後、いよいよ「谷瀬の吊り橋」を目指す。

途中の道はずっとワインディングで快適。

ちょっと尻をずらしてみたり、完璧なリーンウィズを目指してみたり、ひょいっとバイクだけ寝かせてみたり、いろんなことを試してみる。

K1300Sは見事にどんな乗り方も受け止める。

ブレーキをかけながら曲がろうが、アクセルを閉じながら曲がろうが、開けながら曲がろうが、このバイクはほとんど姿勢を変えない。

コーナーの途中でラインを変えることもたやすい。

それが面白くないとかバイクらしくないという人もいるだろうが、私はこれを機械としての正しい進化だと思っている。

午後2時ごろ、吊り橋に到着。

P5050453.JPG

日本一の吊り橋は見事に長い。

休憩に入った喫茶店の窓からアイス珈琲を飲みながら撮影。

写真の端に額縁が暗く写っているが、これは秋篠宮殿下と紀子妃殿下が若かりし頃この橋を渡っておられるときのものだった。

P5050455.JPG

渡ってみると、思っていたより怖い(笑)

前のご婦人が怖がるのでよけい怖い。

少し歩くうちに色々分かってくる。

これは足元を見ては駄目だ。

揺れている足元を見ると、橋が揺れているのを実際の自分の体の揺れと脳が錯覚してしまい、それを軌道修正しようとして動きがおかしくなってしまうのである。

足元を見ず、遠くを見て、橋の揺れを橋の揺れと認識して、それをいなすようにするとまったく怖くなくなった。

足元を見ても、橋板を見ず、50メートル下の川を見ると、一見怖そうだが、その方が怖くない。

高いから怖いのではない、橋の揺れで自分の動きがおかしくなって怖くなってしまうのである。

P5050457.JPG

あっちを見たり

P5050456.JPG

こっちを見ていたりするともう怖くない(笑)

P5050463.JPG

地元の子どもはまったくへーちゃらという感じだった。

P5050464.JPG

P5050468.JPG

休みの日はこの橋は一方通行となり、帰りは200円払ってバスに乗り、元の場所に帰ることになっている。

P5050470.JPG

「はい、皆さん、右手をご覧ください。ここからですと橋の全景がよく見えます。長さ290メートル、高さ50メートル。どれくらい渡るときに怖かったのかを覚えていらっしゃらない方はどうぞ今渡っておられる方の様子をご覧ください。あのように怖かったのだと思います。地元の人は自転車やバイクで渡っております。」

バスの運転手さんがユニークな車内放送をいれてくださる。

とても楽しかった。



行き帰りに昨年の台風の爪痕をあちこちに見た。

テレビで見るのとは違う、その大きさに驚く。

先ほどの吊り橋から川を撮った写真、中州にはまったく草も生えていないのもまた「爪痕」なのだ。

この地域では、あちらこちらに緑と灰色のコントラストがある。

今日、通る道々で、自然は穏やかに微笑みかけてくれていたが、あの巨大な地滑りを引き起こしたのもまた自然の為せる技だ。

全部ひっくるめて、今日のツーリングは行ってよかったと思う。

午後6時15分帰宅。





このブログいいじゃねえかと思った方、クリックください。とても励みになります。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村
[PR]

by jonah_motorcycle | 2012-05-05 21:19 | ちょっと遠くへ